ソーシャルメディアもWEBも魔法の杖のように思っている方がいます。WEBサイトを作って商品を掲載すれば、オフラインで売るよりも楽に売れる。何もしなくても売れると勘違いをしている人です。
それは幻想であり、世の中そんな甘いものではない。WEBを知らないからなのか、なぜか実世界と切り離して考えてしまう。それは凄く危険なことです。
売れないモノは売れない
知らない人ほど「WEBとかネットを使えば儲かるんでしょ?」とか「売れるんでしょ?」とおっしゃいます。それは幻想です。
WEBもネット(オンライン)も【金のなる木】でも【魔法の杖】でもありません!
オフラインで「ダメ(売れないもの)」はオンラインを使っても「ダメ」です。ただし「価値のある売れていないもの」を売ることはできます。
なぜ幻想なのか?
正しく言えば「何も知らないから幻想にしてしまっている」です。
WEBもソーシャルメディアも全てはツール(道具)です。具現化するなら「プラスドライバー」や「マイナスドライバー」や「トンカチ」です。
確かに、道具自体に「大きな可能性」と「力」を持っています。しかし、それは「引き出せる人」がいて初めて「大きな可能性」と「力」を発揮するんです。
【使う人】が重要なんです。素人とプロが同じ道具を使って机を作ったとしても、出来上がる物に歴然の差があるのと同じです。
どうして差が生まれるのか?
素人とプロの違いは、どれだけその道具のことを知っているか。そして、その使い方を知っているか。もちろん、この「知っている」に経験は含まれています。
それぞれの道具の特徴や使い方を知っていれば、【使いどころ】がわかります。
「人」というオフラインが「使う道具」がオンライン
道具は、それがあるだけでは役に立たないし価値もありません。人が使って初めて道具として成り立つんです。
そして、トンカチを使えば「売れる机」が作れるの訳ではないように、トンカチが魔法の杖ではないように、WEBもソーシャルメディアも1つの道具であって、魔法の杖ではないのです。その道具を使える人によって初めて「本領」を発揮するんです。
【使う】というのは、「使う人」の力をサポートしたり補完することだと思います。
つまりは、使う人とは「オフライン」のことで、その使う人(オフライン)をサポートし補完するために道具(オンンライン)があるんです。