企業がソーシャルメディアを活用するなら「つながりたい人」は誰かを明確にすべし!で、ソーシャルメディアで「つながりたい相手」を具体的に使用ということを書きました。
今回は、その「つながりたい相手」に会社として何を伝えたいのかを明確にしましょう。
会社として何を伝えたいのかを明確にする
それぞれソーシャルメディアを活用する目的があるはずです。その目的を達成するために御社はソーシャルメディアでなにを伝えればいいのでしょうか?
ブランドイメージでしょうか?商品の魅力でしょうか?業界のニュースでしょうか?
商品の認知を広げたいのに、商品の魅力や商品の活用方法などを伝えずに、社員旅行や社内の様子などばかりを伝えていたら、それをソーシャルメディアで見ている人は、御社の商品のことよりも、仲がいい会社というイメージを強く持つでしょう。
商品のことを伝えるのが不足していたことにより、もし消費者ニーズが顕在化したときに御社の商品が思い浮かべられないかもしれません。
何を伝えたいのかをハッキリさせておくことで、投稿内容にも軸ができて、ブレたりズレたりすることがなくなります。
伝える内容が御社のキャラクターを作る
何を伝えるのかをないがしろにしてはいけません。なぜなら、御社のアカウントが何を伝えているのかが、お客様やファン、見込み顧客の人たちからみた御社のキャラクターを作るからです。
伝えたいことは御社の投稿に直接影響を及ぼします。そして「投稿」こそが「会話」や「発言」であり、この投稿を通して、お客様やファン、見込み顧客といった人たちは御社のアカウントがどんなアカウントなのか、どんなキャラクターなのかを判断します。
つまり「伝えたいこと」が明確になっていないと、投稿が統一感がなく、受け手によって様々なキャラクターができてしまいます。そうなると八方美人的になり、アカウント運営が難しくなっていきます。
自分たちはこういう会社(アカウント)であると軸を持つためにも、何を伝えたいのか、なにを伝えるのかをハッキリさせておきましょう。