こんにちは。遠藤(@webmaster_note)です。
フリーランスや個人事業、小規模企業で、契約書を結ぶとき、契約書の内容チェックは、どうしていますか?顧問弁護士がいれば、弁護士に、リスク(不利)がないかををチェックしてもらうことができますね。
でも、顧問弁護士や、内容のチェックを頼める弁護士がいない場合、取引先から提示された契約書をチェックするのが難しいということもあるかもしれません。
あとからトラブルにならないように、契約書の内容にリスクがないかを契約前にチェックしておくことは、とても大事です。
今回は、簡単に契約書のリスク判定ができる「AI-CON」を使って、契約書のリーガルチェックをしてみました。
契約書のリーガルチェックができる「AI-CON」
AI-CONは、契約書データ(.pdf、.doc、.docx)をアップロードするだけで、契約書のリーガルチェックをすることができます。
AI-CONでリーガルチェックをすると、どの項目が自社にとって不利なのかが簡単にわかります。
実際にAI-CONでリーガルチェックをしてみた
AI-CONでの契約書チェックは、どのようになるのか、試してみました。
まずは「レビュー依頼」から、チェックをしたい契約書のデータ(.pdf、.doc、.docx)をアップロードします。
アップロードをしたら、契約書の内容を確認して「レビュー依頼」をします。
これで「レビュー依頼」の受付が完了となります。
しばらくすると、アップロードをした契約書のステータスが「判定中」となりました。
レビューが完了すると通知が届きます(レビュー依頼をしてから、1時間も経たずに完了になりました)。さっそく、レビュー結果をみてみます。
レビューをみるにあたり、業務を頼む側か、業務をする側か、甲乙のどちらかを選びます。これにより、契約書の内容が有利か不利かがわかります。
契約書のレビュー(リーガルチェック)をみてみると、「サマリー」で6件の改善点があるようです。
「全文フィードバック」をみると、各条文に対して右側に「不利、中間、有利」と条文内容の説明が表示されています。
自社にとって「不利」な条文は、赤字で「不利」と表示されます。どの条文が不利なのかが明確にわかっていいですね。
また不利な箇所だけでなく、「本契約書に不足している項目」として、その契約書に足りない条文も教えてくれます。これもありがたいですね。
AI-CONの料金プラン
AI-CONはスポット料金と年間料金があります。
スポット利用は、契約書1通につき1万円で、レビュー依頼が可能です。
年間プランは4種類があります。
- ライト(10,000円/月、契約書数:年15通)
- スタンダード(20,000円/月、契約書数:年30通)
- ビジネス(50,000円/月、契約書数:年80通)
- エンタープライズ(要相談/月、契約書数:年81通〜)
年間プランでスタンダード以上に契約をすると「ひな形機能」や「条文ストック機能」なども使えます。
また、ライトプラン〜は「AI-CONドラフト」も利用可能です。(プランごとに、作成できる契約書数の制限あり)
AI-CONの料金について詳しくは「料金・プランについて|AI-CON」を参照してください。
契約書のテンプレートも豊富に用意されている
また、AI-CONドラフトという、契約書の作成サービスもあります。
契約書の作成だけでなく、様々な契約書のドラフト(テンプレート)も用意されています。業務を依頼する側に有利な契約書、中立な契約書、業務を行う側に有利な契約書と3タイプをダウンロードすることができます。(一部、有料)
契約書のリスク判定が手軽にできる!
もちろん弁護士に相談できるのなら、弁護士にお願いをした方が、契約に合った契約書を作ることができるでしょう。
ですが、弁護士に依頼すると費用も時間もAI-CONよりもかかってしまうかもしれません。
契約書のリスク判定を、これだけ簡単に手軽に、素早く行えるのは、とてもありがたいです。契約書で契約を結ぶ前に、その契約書をAI-CONでチェックすると安心ですね。
頻繁に契約書を作るのなら年間プランを利用して、そこまで多くないのならスポット利用でもいいでしょう。
契約書に不安を抱えながら契約するのではなく、安心して契約ができるように、AIーCONを活用するのは、ありですね。