アイキャッチimage:Welcome to IGTV – Instagram
Instagramが新たなアプリを発表しました。Instagramのアプリとは別の動画専用アプリ「IGTV」です。
Instagramでは、これまでも動画(動画の長さは60秒まで)を投稿することができました。またストーリーズでも動画を投稿することができました。
しかし、ここで新たなアプリとして、Instagramよりも、長い動画を投稿できる動画コンテンツ専用のアプリを発表しました。
Instagramの動画アプリ「IGTV」
IGTVの特徴は、スマートフォンに合わせて「縦長動画」であるということ。そして、投稿できる動画の長さは最長で10分(一部のアカウントでは1時間まで可能)までとなっています。
IGTVはInstagramとは別のアプリですが、完全に別物かというと、サービスとしてはInstagramとの連携があります。
IGTVでは誰でもチャンネルを開設して、動画を投稿することができます。開設したチャンネルは、Instagramのアカウントと紐づけられます。
Five years after the launch of video on Instagram, we are excited to introduce IGTV which brings audiences closer to the creators they love. We are re-envisioning mobile video with a new standalone surface that features longer videos and easy discoverability through channels, all in a vertical format that sits upright, in the palm of your hand.
出典元:Introducing IGTV | Instagram for Business
IGTVを使ってみた
早速、IGTVをインストールして使ってみました。使ってみた感想は、Instagramに慣れている人なら、なにも難しいことなく、存分にIGTVを楽しめるでしょう。
IGTVで動画を視聴(閲覧)する
IGTVを開くとInstagramでフォローしているアカウントの投稿(IGTVに投稿しているもの)を視聴することができます。
画面の下には、動画がズラッと並んでいます。
動画をタップすると視聴でき、動画のタイトルをタップすると、その動画の説明文が表示されます。左右にスワイプすることで、他の動画を視聴することができます。
アカウントのアイコンをタップすると、そのアカウントの説明文を読んだり、他の動画の視聴やフォローをすることができます。
IGTVで動画を視聴して、その動画へのアクション(いいね、コメント、シェア)は、Instagramの投稿と同じようにすることができます。
IGTVでチャンネルの開設をする
IGTVは視聴するだけでも楽しめますが、チャンネルを開設すれば、誰でも動画を投稿することができます。
IGTVでチャンネルを開設するのも、簡単で、タップするだけで、Instagramアカウントと紐づいて、チャンネルを作成することができます。
IGTVに動画を投稿する
IGTVに動画を投稿するには、スマートフォンに保存されている動画をアップロードします。Instagramのアプリのように、アプリ内に撮影機能はありません。
そのため、IGTVに投稿するには、スマートフォンのカメラアプリなどで、事前に動画を撮影して、スマートフォンに保存をしておく必要があります。
Instagramアプリからも視聴ができる
IGTVの動画は、Instagramアプリからも簡単に視聴することができます。
Instagramのアプリが最新バージョンになっていれば、Instagramの画面の右上にIGTVのアイコンが表示されているので、このアイコンをタップするだけで、IGTVの動画を視聴することができます。
また、IGTVでチャンネルを開設すると、紐づいているInstagramアカウントのプロフィール画面にもIGTVのアカウントが表示されます。
遠藤の考察
最初は、Instagramと別アプリにしてしまうと、そこまで利用されないのでは?と思いましたが、実際は、Instagramからの導線がスムーズなので、問題ないですね。
動画を投稿する点では、Instagramのように、アプリでサッと撮影して、そのまま投稿という流れではないので、ストレスを感じる人がいるかもしれません。ですが、そこにストレスを感じる人は、今まで通りにInstagramで動画を投稿したり、ストーリーズを利用すれば問題はないでしょう。
懸念としては、果たしてスマートフォンで10分も動画を視聴するのか?というところぐらいでしょう。私もfacebookやTwitter、YouTubeなどで動画を投稿したり、ライブ配信をしていますが、やはりフロー型のソーシャルメディアでは、3分の壁があります。
おそらくはInstagramも、フロー型のソーシャルメディアやSNSでは、1つのコンテンツに長時間は費やされないことをわかっているからこそ、あえて既存のInstagramとは別のアプリにしたのかなと思います。