Facebookメッセンジャーのbotは実装しましたか?Facebookによると、すでに11,000ものbotが動いているとのことで、日本でも一般的になる日は近そうです。
とはいっても、まだ実装していないという企業の方が多いと思いますが、botの進化はどんどん進んでいます。先日にはFacebookが新たにbotの新機能を発表しました。
新たに発表されたFacebookメッセンジャーbotの機能
新たに発表された機能は、次の5つです。
- Quick replies
- Persistent menu
- GIFs, Audio, and Video
- Account linking
- More Control: Manage / Mute / Ratings
英語だとわかりづらいですよね。では1つ1つ、どんなものかを見てみましょう!
Quick replies
Quick repliesは、ユーザー(顧客や消費者)がbotからの質問に対して、すぐに返信できるように、あらかじめ答えをボタンとしてFacebookメッセンジャーの画面に表示させる機能です。
botからの質問にユーザーがテキストを打っていると、ユーザーごとに回答にバラつきが生じてしまいますし、なかには回答に困ってしまう人もいるかもしれません。
そのような問題を解決するのに「選択肢」を提示できるのは便利ですね。
Persistent menu
Persistent menuは「選択肢のボタン表示」と似ていますが、ユーザーがbotに対して聞きたい内容をメニューから選べるようにする機能です。
選択肢があったほうが、ユーザーも問い合わせ内容などを選べばいいだけなので、便利ですね。
GIFs, Audio, and Video
GIFs, Audio, and Videoはそのままです。botが送れるメッセージにGIF画像や音声、動画が加わりました。
動画が加わったのはいいですね。文章で説明するよりも動画で説明したほうがわかりやすいこともありますよね。
Account linking
Account linkingはFacebookメッセンジャーからユーザーログインができる機能です。会員に対して、ログインしてもらうことで、よりそのユーザーに最適な会話を提供することができるとのことです。
WEBサイトが持つ会員情報を元に会話を作ることができるのは、ユーザーに合った情報を提供するのに便利そうですね。
More Control: Manage / Mute / Ratings
More Control: Manage / Mute / Ratingsはユーザーがbotとの会話を非表示にしたり、botのレビューを送ったり、botを評価する機能です。
実際に使ったユーザーから「使用感」をもらえれば、よりbotを改善していくこともできるので、必要な機能ですね。
botを使って効率化
私もWEBマスターの手帳、クライアント企業含めまだbotを導入していないのですが、しっかり作り込めば、カスタマーサポートの初期段階でかなり効率化ができるのではと期待を持っています。
WEBサイトに乗せている「よくある質問」などもbotに含めて対応できれば、人件費の削減にもつながりそうですよね。
WEBマスターの手帳でもFacebookメッセージのbot実装をしたいと思ってるけど、なかなか進んでない。