ウェブマスターツールの「検索クエリ」がパワーアップした「検索アナリティクス(ベータ版)」が一般ユーザーにも公開されましたね。
検索クエリよりも、見やすくなって使い勝手が上がりましたね。またデバイスごとの情報も見やすくて良い感じです。
Google検索でのパフォーマンスをチェックしよう
ウェブマスターツールの検索クエリは、Google検索上のWEBサイトの状態を確認できるツールです。
Googleアナリティクスは、WEBサイトに訪問したユーザーの情報を分析するツールですが、ウェブマスターツール(Google Search Console)の検索クエリはWEBサイトに訪問していないGoogle検索上でのパフォーマンスを把握するツールです。
この検索クエリがリニューアルして「検索アナリティクス」となり、見やすく、使いやすくなりました。
見やすくなった「検索アナリティクス」
↑がこれまでの「検索クエリ」
↑こちらが新しくなった「検索アナリティクス」の画面です。
フィルタリング(クエリ、ページ、国、デバイス、検索タイプなど)や比較(クリック数、表示回数、CTR、検索順位)の設定が、とてもわかりやすくなっていますね。
モバイルを意識した「デバイス」フィルタが追加
「検索アナリティクス」からフィルタに「デバイス」が追加されました。どのユーザーが使っているデバイスが、PCなのかモバイルなのかタブレットなのかを見ることができます。
デバイス間で比較することもできます。
「追加された」と書きましたが、検索クエリの時も「モバイルユーザー」の情報を見ることはできました。ですが「検索タイプ」の1つとして扱われていました。
「検索タイプ」に含まれていたフィルタが「デバイス」として、ピックアップされました。
Google検索において「デバイス」の重要性が高まっているのがよくわかりますね。モバイル検索のアップデートもあったので、当たり前といえば当たり前です。
検索タイプと混同しないでね
「デバイス」と「検索タイプ」を混同してしまうかもしれませんが、「デバイス」はGoogle検索をするのに使っている機器を切り口にする場合。
「検索タイプ」はWEBページやWEBサイト検索をしているのか、画像検索、動画検索という「コンテンツの種類」を切り口にする場合です。
フィルタを組み合わせれば「クロス集計」もできますので、まだ見たことがないよという方は色々なデータを見てみると新しい発見があるかもしれません。
まだ「検索アナリティクス」を見ていないという方は、ぜひチェックしてみてください。ウェブマスターツールの検索クエリページへ行くと「新しい検索アナリティクス レポートをお試しください。」という切り替えの案内が表示されているはずです。